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2008年12月31日 (水)

2008年の本

▼今年も各領域で、良質の書籍と出会うことができた。自身の興味に近い領域では、『ラーニングアロン』と、『輿論と世論』の2冊。どちらも歴史的な変遷を追った著書で、多いに刺激となった。私自身の年齢を反映しているのかもしれないが、「歴史」や「系譜学」に興味を持つようになってきたのかもしれない。今さらだが、偶然にも、佐藤卓己氏の著書もしくは編著で、ちとびつくり。
▼仕事関係で「勉強になった」あるいは「刺激を得た」という意味では、ノーマンの『未来のモノのデザイン』と、『Googleを支える技術』の2冊。情報技術やデザインにおいて、「未来」を考える上で重要な内容が示されている。
 新書では、『ウチのシステムはなぜ使えない』はネタにはなるかな…。  分野は違うが、「勉強した」といえば入試についても勉強したのだった。古典を主としてあたっていたが、もともとは今年出た↓がトリガーだった。 ▼今年は、松下電器産業がパナソニックへと名前を変更し、そして三洋電機を子会社化するという、大きな出来事が起きた。松下の経営については、以前から興味を持っていたが、改めて松下に興味を持った1年でもあった。  仕事関係でジョブスを取り上げた関係で、『iPodは何を変えたのか?』は繰り返し読んだことも印象に残っているかな。
▼新書は、とくにあたりと言える本に出会えなかったのが残念。『大学「法人化」以後』は、「勉強になった」類。『最高学府はバカだらけ』『大学の教育力』などと併用して読むと、位置づけが分かりやすいかもしれない。  古書復権という点では、モースの『贈与論』の新装版。
 サイエンスでは、『惑星地質学』に圧倒された。 
  • 宮本 英昭, 橘 省吾, 平田 成, 杉田 精司(2008). 惑星地質学. 東京大学出版会
▼一般書では、平田オリザ氏や内田樹先生の本は相変わらず面白い。  以上、脈絡もありませんが、本年の読書の振り返りでした。

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