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「写真はイメージです」を日本語で言い換えれば

▼以前もネタにしたことがあったが、香港出張の際に発見したこと。

 「写真はイメージです」というパンフレット等でよく見かける表記は、日本ではほぼ免罪符のように使われている一文である。「実物と違うじゃないか!」というクレームに対して、「写真はイメージです」という言葉で返すという何とも、したたかな(事業者の立場に立てば、極めてまっとうな)言葉である。

▼しかし、これは、捉え所のないフレーズあり、「イメージ」というカタカナ表記でごまかそうという魂胆が見え隠れしている。

 「イメージ」という外来語を国語辞典風に置き換えれば、「心象」「情景」「形象」のように翻訳できる。しかし、どれも「写真はイメージです」を説明する言葉としては物足りない。「この写真は心の中の情景です」と説明されても、あまり抽象的であろう(イメージ自体、ぼんやりした概念だけども)。

 「イメージ通りじゃない」と「写真はイメージです」では、イメージのニュアンス自体異なっている訳で、良くも悪くも多義語らしい。

▼で、本題。香港のレストランのメニューの注意書きで気づいたことだが、中国語(広東語)的には、「参照」という漢字で表記される表現らしい。英語表記では、refarence という単語が用いられていた。日本語風に言い換えれば「写真は参考まで」といったニュアンスになるのだろうか。

 「写真はイメージです」という言葉を、カタカナ表記なしに適切に日本語にしようとすれば、「写真は例で、現物と異なる場合があります」「写真は参考資料です」「写真は商品の一例としてご利用ください」「写真はご参考までご利用ください」といった感じに「翻訳」するのが良いのかも…などと思ってみたり。

▼別にたいした発見じゃないし、以前もこの謎は自分なりに解決していただが、改めてネタにしてみた。私にとっての謎の一つは、結局は「現実」って何?という問題に還元できるのかもしれない。
 哲学的に言い換えれば、「写真はイデアではありません」なのかしらん。

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