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2008年5月

ソープストーン クールビアタンブラー当選(アサヒビール)

▼アサヒビールのスーパードライ「うまさは歓び!」懸賞に見事、当選してしまったらしい。先日、木曜日に商品が届いて、即日開封。

 私が応募していたのは、ソープストーンのビアタンブラー。フィンランド(ヘルシンキ)出張の際に、欲しかったが高価で買えなかった代物である (※ソープストーンの製品で一番有名なのは、オンザロックス(楽天へのリンクです)でしょうか。買おうと思えば日本でも買えます)

 懸賞の応募方法によっては負担額4000円(だっけ?)の全員プレゼントも選択可能だったが、スーパードライ60缶を飲むのは経済的に厳しいということで断念。30缶(だっけ?)飲めば応募できる懸賞方式にて応募したのだが、今回は珍しく運が良かったらしい。本年の運を使い果たした感じ。

▼ワクワク、ドキドキ気分で箱を開けると…箱の中に箱が入っていて、段ボールには「Made in FINLAND」の大きな文字が(写真上)。現物は予想通り重量感はあるが、天然石ならではの仕上がりだった。

 で、冷凍庫で冷やして(本来は冷蔵庫で冷やす?)、早速、実食。うたい文句通り、きめ細やかな泡立ちで、発泡酒(応募の時はスーパードライを飲んでいたが、貧乏故、発泡酒に戻る)とは思えない印象である。

 気持ちを抑えながら(大げさ)飲んでみると、ソープストーンならではの唇の感触(グラスの数倍の厚みがあるせいか)と、天然石の香り(味と呼ぶべきか?)と、ビールの味わいが相まって、これまでとは違った次元のビール発泡酒体験となった。素晴らしい!と感激してみたり。これでスーパードライを飲んだら…さぞかし美味しいのだろうな。ということで、今度はビールで試してみたい。

「写真はイメージです」を日本語で言い換えれば

▼以前もネタにしたことがあったが、香港出張の際に発見したこと。

 「写真はイメージです」というパンフレット等でよく見かける表記は、日本ではほぼ免罪符のように使われている一文である。「実物と違うじゃないか!」というクレームに対して、「写真はイメージです」という言葉で返すという何とも、したたかな(事業者の立場に立てば、極めてまっとうな)言葉である。

▼しかし、これは、捉え所のないフレーズあり、「イメージ」というカタカナ表記でごまかそうという魂胆が見え隠れしている。

 「イメージ」という外来語を国語辞典風に置き換えれば、「心象」「情景」「形象」のように翻訳できる。しかし、どれも「写真はイメージです」を説明する言葉としては物足りない。「この写真は心の中の情景です」と説明されても、あまり抽象的であろう(イメージ自体、ぼんやりした概念だけども)。

 「イメージ通りじゃない」と「写真はイメージです」では、イメージのニュアンス自体異なっている訳で、良くも悪くも多義語らしい。

▼で、本題。香港のレストランのメニューの注意書きで気づいたことだが、中国語(広東語)的には、「参照」という漢字で表記される表現らしい。英語表記では、refarence という単語が用いられていた。日本語風に言い換えれば「写真は参考まで」といったニュアンスになるのだろうか。

 「写真はイメージです」という言葉を、カタカナ表記なしに適切に日本語にしようとすれば、「写真は例で、現物と異なる場合があります」「写真は参考資料です」「写真は商品の一例としてご利用ください」「写真はご参考までご利用ください」といった感じに「翻訳」するのが良いのかも…などと思ってみたり。

▼別にたいした発見じゃないし、以前もこの謎は自分なりに解決していただが、改めてネタにしてみた。私にとっての謎の一つは、結局は「現実」って何?という問題に還元できるのかもしれない。
 哲学的に言い換えれば、「写真はイデアではありません」なのかしらん。

ガーデニングもしくは花や緑に囲まれる生活

▼氏か育ちか知らぬが、私は比較的植物好きである。花はもちろん、植物全般は贈るのも、もらうのも、育てるのも好きなタイプだったりする。

 最近、仕事のせめてもの息抜きに地球温暖化を少しでも止めようと、職場にてプチガーデニングを本格化させている。以前から観葉植物は増殖させていたが、最近は食用もしくは、香辛料になりそうな植物を増やしている。

▼夢は、写真のように花に囲まれる生活といったところか(ウソ)。
 写真の実際は、大分市街ストリートの某フランス料理店にて。

学長を知らない大学生

▼好評なんだか不評なんだか分からない、このシリーズの4回目(第一回目は松下幸之助、第二回目はその続編。第三回は昨日の学費の話題)。昨日の話題と一緒に、「学長の名前を記せ」というクイズを実施してみた結果をメモしておく。実は、過去に演習の中で取り上げた話題である(ただし、学長の名前そのものは強調せず、入学式告示を演習形式で要約する演習)。

 結果、ひらがなでも名字だけでも、回答できたのは2割弱。
 予想はしていたが、あじゃぱーといった感じ。

▼学長っていうのは、よほど存在感がないのでしょうか。

 かくいう私自身も、授業の折り返し地点において、「おざき」さん呼ばわれされしまったので、もしかしたら人の名前などどうでも良いものなのかもしれない。選挙だったら、無効票なんだけどもなぁ。

石川忠雄鳥居泰彦安西祐一郎といった私的には直接会ったこともない諸先生も、名前くらいは忘れないと思うのだが…(※安西先生のみ例外。某所で講演された際、私はPowerPointのスライドを次に進める役回りでした。終了後、「今後も活躍を」などという一言を頂戴しただけで感激しました。先方の記憶には残っていないでしょうが…)。

 設立者のいる私学と、設立者のいない私学以外では、学長の存在位置というのも違ってくるのでしょうか。これまた微妙な問題です。

▼もしかしたら、最近は入学後、「うち(○○学院大学)ってクリスチャンの大学だったんですか?」とかいう顧客もおられる…のでしょうか。

▼関係者が読んでおられましたら…、ぜひ広報体制の見直しを!
 って、その前に自分の名前を覚えてもらうことが先ですけども。

学費を知らない大学生

▼国立大学法人と呼ばれる法人の学費は、相変わらずほぼ横並びで4年間総額(入学費、4年間学費)で約250万円前後が予想されている。言うまでもなく、おおよその私学に比べれば相変わらず割安な学費である。ちなみに、私が学部時代に支払った金額の半額(2年分)以下と言った感じ。

 ある意味、国立大学法人の存在価値は、安い学費でそこそこの教育サービスを提供する教育の機会均等を提供することにあるとも言える(省庁的観点に立てば、国の政策を反映させやすい?)。学費が安過ぎるという指摘はあっても、歴史的な惰性経緯もあって、すぐに変更できないという事情を抱えているのも事実だろう。

▼しかしである、実は顧客たる学生の多くは、自分の学費を正確に認識していないらしい。講義にて学費の総額を伝えていた(演習を行った)にもかかわらず、「テストに出ない」項目として認知されていたせいか、自分が組織に対していくらお金を納めているのか、さして認知されていなかったようである。

 今回、4年間の学費総額について、自由記述で金額(n万円単位)を聞いてみたが、その結果、最高は2400万(出題意図を勘違いして、大分市街に独り暮らし用のマンションを購入してみたのかしらん?)、最低金額は100万(学費から奨学金を差し引いた額かしらん?)という結果になった。

 幅を広げて甘く採点しても、正解率は4割という結果となった。

▼学費についての扱った講義の出席率は、授業初回ということもあって6割弱。確かに出席していない人が4割以上を占めているとは言え、「なんじゃらほい」という結果であろう。ちなみに、最高値と最低値を除いた平均値を求めると約300万円となった(母数は約140人。7割が1年生)。差額は少なくても50万円。

 学費を自分で納めている顧客からは、「くだらないことを授業で扱うな」等のクレームもある一方、「学費を初めて知った」「親に感謝したい」という顧客もいたりして、いろいろな意味で格差というか、大衆化が進んでいるのを実感。

 願うことならば、差額をいただきたい学費を値上げしても、実はさほど影響がない!?のかもしれない。一方、実質的に義務教育化しつつある高校では学費未納問題が話題になっていたりして、難しいご時世である。

氷結レモンストロング(×カビハイターストロング)

▼久々にスーパーへお買い物にお出かけ。最近、週末に出張が続いていたせいか、妻に任せっぱなしだったらしい。一通り売り場チェックをして、物価がさして上がっていないことを確認後(今月が分水嶺?)、お酒売り場にて、「氷結レモンストロング」なる商品を発見。

 リリース文は見かけていたが、実物を見るのは初めてである。確認してみたら3月19日リリースで、5月14日に全国販売だったらしい。

 氷結は最近の私的には甘すぎるし、メルシャンの本搾りがキリンブランドに移行し、手に入れやすくなったこともあって、最近はもっぱら本搾り派だった。とは言え、「ストロング」の名称に惹かれ久々に氷結を購入してみた。

▼「ストロング」という名称は確かにインパクトはあるが、既存商品にカビハイターストロング(花王)などがあったりして、カビハイターを思い浮かべてしまうような消費者には、「ネタ」と映るか、相当な強さをイメージさせる気がする。

 しかし、アルコール度数は8%とのこと。

 既存商品より1%高いだけじゃんと思ったが、実は4月以降、既存商品の氷結レモンは、7%だったアルコール度数が6%に落ちていたらしい。

 恐るべしキリンのマーケティング。

▼帰って早速試してみたが、既存のレモン(7%)よりは、確かにインパクトのある味で、悪くはない。本搾りが手に入らない場合は、これでも良いかしら。ちなみにスーパーでの価格は130円でした。スーパーはともかく、コンビニの陳列棚に並ぶか否かが今後、気になるところである。

香港出張(5月17日~20日)

▼5月17日(土)~22日(火)にかけて久々の香港出張。以下、備忘録。

5月17日:香港出張(1日目)

 仕事で香港に出張。予算を削減すべく最も合理的な経路ということで、行きは福岡空港から香港直通の香港ドラゴン航空でお出かけ。

 実を言うと、福岡空港の国際線ターミナルを利用するのは、今回が初めてである。意外と大きく(失礼)、昔の名古屋空港の国際ターミナルくらいの規模といったところだろうか。国内線ターミナルからバスに乗らなければならない点が、他空港と比較して、面倒と言えば面倒といったところか。

 香港ドラゴン航空は想像以上に快適であっと言う間に香港着。1日目の夕食は、以前からお世話になっているM氏とご一緒させていただく。なぜかタイ料理を食すが、私も香港訪問歴が少なくなくなってきた証か。

5月18日:香港出張(2日目)

 パワーランチを兼ねて、某有名中華料理店にて担々麺を食す。打ち合わせを思ったより早く終えることができ、勧めもあって、夕刻前にオーシャンパークにお出かけ。やはりパンダは外交手段?なのかしらん。

 香港には何度か訪れているが、パンダのいるオーシャンパークへの訪問は実はこれが初めて。上野動物園のパンダがお隠れになったのは、多少、現地人にも認知されているようである。

 妙なオブジェを発見してしまったが、現地人的には違和感はない模様。
 何故にパンダがトウモロコシへ…かは知らぬが、米国への配慮か。

担々麺@香港
香港オーシャンパーク
香港オーシャンパーク

 夕食は、予算オーバーを覚悟しつつ、私が2年前に訪問したMSGフリー(味精=味の素無添加)の中華料理店にて歓談させていただく。

5月19日:香港出張(3日目)

 朝から夕刻まで、打ち合わせ等で詰める。夕刻に、某観光ガイド等で教えてもらった「チャーリー・ブラウン・カフェ」へお出かけ。スヌーピー好きにはたまらないお店である。何故に香港にあるのか知らぬが、チャーリー・ブラウンのマグカップと、スヌーピーファミリー満載のカフェでご満悦といった感じ。

チャーリー・ブラウン・カフェ@香港
チャーリー・ブラウン・カフェ@香港

5月20日:香港出張(4日目)

 午前中にインタビュー等を終えて、昼過ぎに空港へ移動。チャーリー・ブラウン・カフェに行く時間はあっても、土産を買う時間はなく(失礼)、結局、空港でお土産を購入することに。メジャーな土産を購入し、キャセイパシフィック航空にて、台湾経由で、福岡空港に帰宅。

 帰り道に、ソニックの電源が取れる座席を指定席で得ることができたため、なんとか翌日の仕事を終えて、日本時間5日目に帰宅できた。

▼以上、ただの旅行的備忘録でした。仕事や移動中の読書については、またメモする機会があるかと思います。

 お世話いただきました関係各位に感謝。多謝。

読書メモ(断片):『フィンランド式キッズスキル 親子で楽しく問題解決!』

▼『フィンランド式キッズスキル 親子で楽しく問題解決!』を読む。

 昨年、ヘルシンキに訪問した都合もあり、ここ最近、フィンランド+教育をテーマとした本にはできるだけ目を通すようにしている。しかし、読書メモに記すまでもない便乗本(=外れ)も多かったのが実情だった。今回は「問題解決」というサブタイトルに惹かれて、最後まで目を通してみた。
※私の日記では、駄作等、他者の悪口になるような本は取り上げません。
 手に取った瞬間は、「フィンランドで出版されただけじゃない?」とか、「フィンランドに関係しているだけじゃない?」とか、軽く突っ込みそうになってしまったが、臨床心理学の一分野である「ブリーフセラピー」あるいは「解決指向アプローチ」(本書で言う「ソリューション・フォーカスト・アプローチ)の、子どもへの適用版として、なかなか興味深い内容だった(断っておくが、私はこの手の分野は詳しい訳ではない。素人である)。

▼解決指向アプローチとは、著者曰く、何らかの問題に対して「『原因』の探求ではなく、「『解決』に焦点を当て」る手法を指(すp.51)。

 なぜこれが子ども向けなのか。前提としてあげられているのは、「子どもに関する問題の多くは、『解決指向』が効果的です。これは、子ども自身が『問題の原因』を自覚できていない場合が多かったり、原因を追及することが、周囲の人々との人間の悪化へとつながってしま」う(p.51)という点である。

 このような割り切りの良さが、解決指向アプローチの良さ(であり、場合によっては欠点)ということなのだろう。

▼私的に、本書でもっとも得るところが大きかったのは、これまた解決指向アプローチ的な(あるいは行動療法的な)特徴ではあるが、全体が15の「ステップ」(段階)に分けて示されている点である。

 読者によっては常識的なフローではあるが、問題を問題として定義し、目標を設定し、目標を達成するための報酬や支援を明確にし、練習(訓練)し、達成したら報酬を与え、そして新たな目標を設定する…という、問題解決の基本が、「子ども向け」として描かれている点は、なかなか面白かった。

 目次から15のステップを引用してみる。
01. 問題をスキルへ変換する:問題を乗り越えるためにどんなスキルを身につける必要があるか見つけま しょう。
02. 学習するスキルを決める:子どもとよく話し合い、どのスキルを学習し始めるかお互いに納得し合いましょう。
03. スキルを学ぶことの利点を探る:スキルを身につけたら、どんなにいいことがあるか子どもに気づかせましょう。
04. スキルに名前をつける:子どもに好きな名前をつけてもらいましょう。
05. 味方になってくれるヒーローを選ぶ:動物、キャラクターなど、スキル学習を助けてくれるヒーローを選ばせましょう。 
06. サポーターを募る:サポーターになってくれる人達を募りましょう。
07. 自信をつける;スキルを身につけるための自信をつけましょう
08. お祝いを企画する:事前にスキルを学べたらどんな風にお祝いをしたいか計画を立てましょう
09. スキルを明確にする:スキルを学べたら、今とどのように変わるのかを子ども自身に語らせ、実際にやってもらいましょう。
10. 学んでいるスキルを公表する:子どもがどんなスキルを学習するか、みんなに知らせましょう。
11. スキルを練習する;スキルをどうやって練習するか、子どもと同意します。
12. リマインダーを作る:万一スキルを忘れたら、思い出すために周りの人達はどうしてあげたらいいか、子ども自身に聞いてみましょう。
13. お祝い会を開き、成功を祝福する:スキルをきちんと学習できたらお祝い会を開催して、子どもが自分を手伝ってくれた人々に感謝する場を設けましょう。
14. スキルをほかの人に伝える:自分が学んだスキルをほかの子にも伝えるよう促しましょう。
15. 新しいスキルを決める:次のスキルは何にするか、子どもと話し合いましょう。
 上記の「名前を付ける」とか「ヒーローを選ぶ」というのは、私も実は、間接的に利用している手法だったりして…。必ずしもリニア(直線)的な段階ではないにしても、段階を検討すること自体、意味がある行為なのかもしれない。

 私は好きなのだけども、良くも悪くも、ダイヤモンド社らしい本だった。

関西出張(今季初):工程数もしくは工数計算

▼所用で日帰り京都出張。今回は往復ともJR。ひたすら移動。

 出張は気分転換にもなるし、勉強にもなって大変ありがたいが、前後の仕事がキツクなるのが難点である。結局、先週末は休日出勤で、月曜日も「おはようからおやすみまで」ルーチン的仕事をこなすので精一杯だった。

 ま、忙しいと言っているうちが華なんだろうけども。
 +JR移動は、長時間と言えノートPCの電源が取れるのもありがたい。

▼久々の京都市街(と言っても2ヶ月ぶり未満だけど)は、修学旅行生で一杯だった。バスの運転手さんは精一杯の接客をしようとしているものの、不機嫌そうで、これも修学旅行疲れか…などと、余計な心配をしてしまう。

▼肝心の業務は、全体像がつかめた感じ。昨日もネタにしたが、『ウチのシステムはなぜ使えない』に陥らないように(利用者不在にならないように)、積極的にコミットしていきたいところであります。はい。
追伸
 SE系業者に対して不信感を抱いてしまうのは…類友だからですかね。確かに難題は難題ですが、「工数を増やしたい」のか、「工数が増えるのが嫌」なのか、「工数計算ができない」状態なのか、そのあたりの読みが難しいところであります。まあ、私も、常に曖昧ですけども。はい。

追伸2
 東海道・山陽新幹線に乗るたびに思うが、新神戸~京都間の混み具合に比べ、小倉~広島間はいつもガラガラ(岡山までは混んでるけど)。福岡から関西方面なら、やっぱり飛行機?時間帯によるのかしら。

追伸3
 広島で一瞬、「降りなきゃ」衝動に駆られる。まだ広島の血が流れてる?

巨大統合の難しさ(東京三菱+UFJ=三菱東京UFJ?)

▼マーフィーの法則(例:「トーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」)を引くまでもないが、おおよそ人というのは「必要としている時に、必要なものがない」ものである。

 そのご多分に漏れず、先週末に三菱でお金を動かそうとしたら、統合のためのメンテナンスで使えず。「リンダ困っちゃうぅ」的な状況に陥りつつも、月曜日の復活を待ってみた。朝一で、なけなしのお金を動かそうと新サイトを使ってみたら…使い心地(インタフェース)が若干、変わっていた。

 以下簡単にレポートしてみよう。

▼最初に気づいたのは用語の変更。確かに事前アナウンスはされていたが、旧東京三菱系の利用者としては「IBログインパスワード」とか「ダイレクトパスワード」の文字列を見ると、何じゃほりゃ?と一瞬、焦りそうになる。

 サイトによれば新旧対照表は
以下の通り。
変更前 変更後
ご契約者カード ご契約カード
ご契約者番号 ご契約番号
固定暗証番号(テレフォン/モバイル) ダイレクトパスワード
固定パスワード(インターネット) IBログインパスワード

▼続いての難関は、振込・振替限度額等の設定の義務化。

 すでに東京三菱時代に、振り込み限度額等の変更はしていたが、今回、改めて変更をしなければならないらしい。サイトの指示を読む限り、全員対象なのか、既に設定をしている人は不要なのか分からず、とりあえず再設定。

 人というのは一度、混乱に陥ると復帰するのに時間を要してしまうらしく、その後、一瞬、「振込」と「振替」の違いが分からなくなってしまったりして(恥)。振込にも都度振込と、登録先振込など、上限分岐されているため、余計に混乱。

 なんとか再設定すると、過去の限度額の設定が残っているらしく、過去の限度額と新規の限度額の両方が表示(?)されるような事態になってしまった。「どっちやねん」とつっこみつつ、過去の限度額を超える振り込みを試してみたら、新規登録分が採用されているようで、無事、振込できた(その間、IBログインパスワードとダイレクトパスワードの違いで一瞬戸惑う)。

 終了後、振込限度額等を最低限に設定し、セキュリティ対策を済ませる。
 かかった時間はわずかだが、なんだかなぁという印象が残った。

▼ネットの世界でも不整合が目立つなぁと思っていたら、リアルATMでも不具合が起きていた模様。用語を統一するだけでも、なかなか大変なものではあるが、システム統合は、困難を極めるものね…。

 開発・保守系業務も担当している人間としては反面教師にしたい所。って、私も統合作業では何かと迷惑をかけている方ですが…。ちなみにこの手の困難さについては、以前も紹介したが以下がネタ的にも、実情的にも参考になります。「あのシステムは使えない!」と愚痴る前に是非。

人生初のサッカー観戦(大分トリニータVS東京ヴェルディ)

▼大分在住3年目にして初めての大分トリニータ試合の観戦のため九石ドーム(※九石=九州石油)へ。実を言うと、お恥ずかしながら人生初のサッカー生観戦でもある(おお)。

 あいにくに雨の中のお出かけとなってしまったが、路線バスにてパークプレイス大分経由で移動することにした(※大分県外の方は知らないと思うが、パークプレイス大分は、イオン系の巨大ショッピングモール)。

 実を言うと、パークプレイス大分も久々の訪問。これまで、レンタルサイクルを借りてトキハのわさだタウン(※何度か取り上げているが大分を代表するデパート系列)には出かけていたが、最近、パークプレイス大分には足が遠のいてしまっていた。

▼パークプレイス大分に新規オープンしたマグノリアコートを軽く下見。とあるセレクトショップで、アルコぺディコ(ポルトガルのメーカーらしい)のサンダルと出会って衝動買いしそうになったが、今月は(も)金欠なので、却下。昨年夏からずっと履きやすそうなサンダルを探していたので、今夏の要チェックである。

▼で、試合。九石ドームは想像以上の設備であることに驚きつつ、初心者らしく、一般席からの観戦。対東京ベルディ戦という以外、何の前提知識も持たないままの観戦だったが(失礼)、応援の甲斐あって、2対0で勝利をおさめることができた。

 集中力がないとサッカー観戦は難しいと思っていたが、トリニータがシュートを決めるところも無事、目撃できたし、相手がオウンゴール(珍しい?)決定的シーンも見逃さなかった。

 思った以上に楽しかったので、今後も定期的に見に行きたい。


写真1:雨の九州石油ドーム。10月から、ちなみに九州石油は、新日本石油と経営統合することが決まっている。


写真2:恒例(?)の風船とばし。


写真3:後半直後のシュートを入れる直前を激写。ビデオモードにしておけば良かったなぁと、いつもながら後悔役に立たず。

読書メモ(断片):『知識デザイン企業』(紺野 登)

▼紺野先生の『知識デザイン企業』を読む。組織論の多種多様な知見に基づきつつ、「知識デザイン」というコンセプトを示した本。野心的な試みで学ぶところは多かったが、一方で、コンセプトとしては荒削りな面も目立つような印象を受けてしまった。

 「デザイン(あるいは知識デザイン)」の重要性を示しつつ、一方で「アート(あるいはアート・カンパニー)」という概念を同時に提唱している点が、本書の魅力であり、同時に誤読(あるいは混乱)を誘発する要因になっているのではないかと思う。 ▼著者によれば、アート・カンパニーの定義は以下の通り。

 そもそもアート(art)とは、どのような意味を持った言葉なのだろうか。本書でいう「アート・カンパニー」のアートは芸術や芸術作品ではなく、創造的スキルや、アイデアを何らかのプロダクト(人工物)にする器量のことである。本書では、このアート・カンパニーという、創造経済の世紀の新しい企業モデルについて考察を加えていくが、その特徴あるいはこれまでの企業モデルと大きく異なるのは、以下のようなところであると考える。

 1. 器量としてのアート(art)を有する(知識デザイン、デザインを有効に用いる)
 2. 真善美を求め、美において実現する(真摯さと美、倫理企業からアート・カンパニーへ)
 3. 組織として豊かな知を有する(知的集積の質の高い、ダイナミックな知識資産を有する:自在なつながり、即興力、指揮者がいなくてもエコシステムとして価値を生み出す)
(pp.51)

 一言で乱暴に要約すれば、硬直化しがちな既存組織とは異なる企業が、「アート・カンパニー」ということになるのだろうか。著者によれば、このような「アート・カンパニー」においては、創造性の源泉として「知識デザイン」という方法論が存在する。



▼引き著者の言葉を続き借りれば、次のように定義できる。

 そして、このようなアート・カンパニーにおいて行使される創造的な方法論を、「知識デザイン(knowledge design)」と呼ぶこととする。「知識デザイン」は、従来の狭義のデザインとは違う。これまでのデザインとの関わり方、デザインの仕方を転換(転回)し、デザインを組織の知として活用することが、すなわち知識デザインである。その方法論としての詳細は第4章で議論するが、ここでは以下の3つの特性を挙げておこう。

 (1) 先行的構想力(先見力)
 (2) プロダクトに多様な要素(コンポーネント、ソフト、サービス、システム、ブランド)を綜合する(系勢力)
 (3) 創造言語(礼としてのパタン・ランゲージ、経験と内省の綜合)(革新力)
(pp.51-52)

 引き続き一言で乱暴に要約すれば、「知識デザイン」とは、狭義の「デザイン」の概念とは異なり、デザインを組織的に用いる点に特徴があるということになりそうだ。知識が創造される過程(広義のイノベーションの過程)においては、「知識デザイン」が行われており、本書ではその方法論が示されているとも理解できそうだ。

▼うーむ。分かるが、まだ腑に落ちないなぁというのが本音。もしかしたら、事例が偏っているせいかもしれない。

 本書で取り上げられている事例は、AppleのiPodが代表格(他にも取り上げられているが、繰り返し出てくるのはiPodのみ)。Appleは「アート・カンパニー」だとは思うが、iPod(あるいはiTunes)の展開を、知識創造やイノベーションの観点から理解するか、ジョブスという個性で理解するか、デザインという観点から理解するか、それぞれ見解は異なってくるような貴がしないでもない。

 繰り返しになるが、これらを総合的に捉えたという点が、本書の長所であり短所ということになるのだろう。「知識デザイン」という概念には魅力を感じているので、引き続き次作にも期待したい。

▼本書でも紹介されているが、私的には、デザインとイノベーションの原点と言えば以下の2冊かしらん。

続・私語に関する一考察

過去(2006月5月25日の日記)に、「私語」についてネタにしたことがあった。理由は分からぬが、その後、この記事は順調にアクセス数を伸ばしつつあり、私の日記の中では、人気の記事になってしまっている。しかも、昨年もそうだったかこの時期、来訪者が増えるらしい。Google、Yahoo!経由共に増加しているから謎である。

▼そういう私自身も、この時期、私語の問題に悩まされている。連休明け以降、2~3週間が、キャンパスライフにおいてもっとも不安定な時期だというのは経験的に理解しているが、そんなに実存的に不安になる時期なんでしょうかねー。

▼本日記は、私の優良顧客にも読まれているらしいので、うかつなことは書けないが(お元気ですか?)、私の弱気な性格が「すべて、お見通し!」されているのか、ナメられやすいためか理由は知らぬが、静寂さを保つことは容易ではない。

▼私語に対する典型的対処法としてかつて挙げた
  • 脱力系:「私語が多いと、リンダ困っちゃうぅ(死語)」的なギャグで、一気に、聞き手の力を抜く
  • ため息系:「話を聞いてもらえないとねー、おれってそんなにつまらない人間なのかと疑問になってね、夜眠れなくなっちゃうんだよ」的な話題(別称:メンタルヘルス系)」
  • コミット系:私語を傾聴もしくは会話に参加
  • 沈黙系:私語が落ち着くまで黙り続ける
 など、いろいろ試してみたが、あまり効果なし。

 「怒鳴る」のはキャラに合わないので、「キツイ一言」(嫌み系)で対応したが、なかなか持続しない。過去に検討した中で残る選択肢は突如歌い出す、いわゆる「歌唱系」である。

▼先週はついに新技「それ自体をネタにする」(対象化系)を用いてみた。これは私語の原因であり(全体の10%程度?)、同時に私語に悩まされる存在でもある(残り90%くらい?)顧客に対して、「私語の原因」と、「その対処法」を尋ねるという手法である。

 対処法として顧客が挙げたことは今後、実践しよう…と思っていたのだが、多くは、すでに対策を講じていることか(上記のいずれかの系)、現実離れしているか(暴力系:外に連れ出すとか、殴るとか、そりゃちょっとねぇー)、トートロジーに陥っているものだった(私語の対策に「私語をさせない」って、同じ意味でしょ)。

 座席指定制にして、友人の近くに座らせないとか、歩き回って私語している人を特定してペナルティを課すとか、残る選択肢もないわけではないが、うーむ。どうしたら良いものでしょうか。

▼もっとも、私が「私語を気にしすぎる」ということ自体問題だ、という説もあり、私語を誘発するような行為(隣の人と話し合ってみよう)をストップして、ひたすらノートテイキングでもさせていれば、私語に悩むことはないんでしょうが、どうしたもんでしょうね。

 望むは少人数(せめて今の半分75名!)ですかね。

 その他画期的な方法があれば、ご教示いただければ幸いです。

大分にもイッタラ(ittala)が

▼大分駅前のレンタサイクルにて自転車を借りて、トキハ(※知る人ぞ知る大分地元の小売業)わさだタウンにお出かけ。自転車でわさだタウンに出かけるのは、これでおそらく3度目(4度目?)になる。相変わらず車を持たないエコ生活を続けている(地方都市で車を持たないっていうのは、何かと不便なんですよー)。

▼新しい発見と言えば、これまで大分県内では扱いがないと思っていたイッタラ(ittala)、アラビア(Arabia)の食器が扱われていたこと。イッタラはフィンランドの著名な食器ブランド。昨年、ヘルシンキ訪問した際に、いくつかお気に入りを購入したが、実はその一部が日本でも(しかも大分でも)販売されていることを知ってちと愕然。

 それ以外は、とくに発見もなかったが、途中、無人の八百屋さん(農家直結の直販と呼ぶべきか?)があって、そこで最近高値が続いているらしい春キャベツと、立派な新タマネギを購入できたのが良かった。夜は、たこ焼きパーティ&飲んだくれて終了。

イタリア料理マッケローニ@大分市街

▼連休らしくすごそうと、日中仕事を終えた後に、大分市街のイタリア料理屋さん「マッケローニ」にお出かけ。元々ZINYA(ジンヤ)という名前で営業していたが、「マッケローニ」という名前に変わったらしい(ただ名前が変わっただけなのか、詳細は不明)。

 ■マッケローニ
 大分県大分市府内町1‐2‐6HI一番館ビルB1F

 マッケローニは、トキハの目の前という好立地ではあるが、地下1Fに降りなければならないので、ちょっと距離感があった(「見えない」だけで、入りづらくなってしまうのが心情)。

 入ってみれば、地下ということを全く意識させない、比較的大きめのオープンなスペースで、空間全体を有効活用している感じ。個室用途で使いたい人には向かないが、音楽といい、ディスプレーといい、なかなか良い雰囲気のお店である。

▼今回は、前菜にアスパラガス焼き(ミラノ風?)と他1品。メインにピザとドリアリゾット(※後日追記。お恥ずかしながらドリアとリゾットを間違えてしまった。アサリの味が効いていて旨かった)。デザートにケーキを食したが、いずれもなかなかのお味だった。アルコール抜きで、前菜+デザート込みで一人1500~2000円前後のご予算と言ったところでしょうか。同価格帯のイタリアンでは、ボリュームと、味のバランスが秀でているかも。店員さんの感じもgood。

 私がとくに気に入ったのは、アスパラガスのミラノ風焼き(正しい名前を失念してしまった)。現物はもっとおいしそうなんだけど…一世代(正しくは三世代)前の携帯写真では限界ありか。

マッケローニのアスパラガス

読書メモ(断片):ノットワーキング 結び合う人間活動の創造へ

▼『ノットワーキング』を読む。ノットワーキングは、Not workingではなく、Knot workingを意味する言葉である。

 エンゲストロームの名を知っている人ならともかく、何も先入観を持たずに「ノットワーキング」という言葉に触れると、「ニート」「ひきこもり」の別名か?と一瞬、思ってしまいそうになる。

 しかし、それらとは全く異なる。本来は発音で区別すべきなのだろうが、英語を流ちょうに聞き取れない人間にとっては、やや誤解を招いてしまいそうな概念というか用語である。


▼ノットワーキングって何よ?という突っ込みに対して、一言で答えたいところだが、私の読解力のなさに加え、流し読み程度の読みでは、何となく分かるようで分からない状態である。著者らの言葉を借りれば、以下のような意味合いを持つらしい。

 本書は、活動システムにおける適応的・流動的・自発的なコラボレーションの創発を促すために、「ノットワーキング(knotworking)」、すなわち「結び目づくり」と名づけることのできる活動の新たな形態やパターンに焦点化し、人やリソースをつねに変化させながら結び合わせ、人と人との新たなつながりを創発していくような活動の水平的リズム、協働的な生成を考えたものである。「結び目づくり」を意味するノットワーキングという比喩的概念は、集合的活動の創発的構造そのものである。
 ノットワーキングは、仕事や組織におけるコラボレーションの創発的な形態を分析・理解するための概念である。それが光を当てようとするのは、活動の中で人と人とのコンビネーションや課題の内容が時々に変化していくような協働である。たとえば、民間航空機の運航は、フライトごとクルーの組み合わせを変える典型例だ。(略)
 ノットワーキングは、すでに確立したり存在したりしているネットワークと同じではない。なぜなら、それは、要求される課題ごと、その場その場で、コラボレーションの関係を組み替えていくものだからである。(略)
 ここで「ノット(knot;結び目)」という言葉が指し示すのは、次のことだ。それは、行為者や活動システムの間が弱くにしか結びついていないにもかかわらず、それらの協働のパフォーマンスが、急遽、脈打ち始め、分散・共有される、というものである。そのとき、それは、行為者や活動システムが即興的に響き合うようなつながりを創発するのだ。ノットワーキングは、活動の「糸」を結び合わせ、ほどき、ふたたび結び合わせるというように、変化に富んだ「旋律」によって特徴づけられるのである
。pp.39-40.より一部抜粋 

 うーむ。確かに事例を読めば、何となく言わんとしてることは分かるし、「結び目づくり」というメタファーも美しい。しかし、「何が新しいの?」という工学的(ソニー的?)という観点で見ると、既存の概念との違いがやや分かりにくい。

 ゆるやかなつながりという意味では、金子郁容氏ならば「ボランタリー」という概念で説明できそう。あるいは、かつてのオルフェウス交響楽団で描かれていたようなゆるやかな結びつき、即興性とも重なるし、事例のレベルは異なるが「弱い紐帯の力」とも類似する。

 と、ここまで書いてみて、いずれの概念とも似ているようで、どこかちょっと違うような気もしてきた。
▼おそらく「死」なくして「生」が理解できないのと同様、「ノットワーキング」という概念も、対立項があって初めて生きてくる概念なのだろう。ノットワーキングは、制度的な結びつきではなく、フォーマルでも、インフォーマルでもない。かと言って、ネットワーキングの概念だけでは語れない。形式知との結びつきもあるが、かといって暗黙知的なものを無視している訳でもない。

 両極端の中で生み出されるバランスというか、緊張感と言うか矛盾と言うのか、綜合(総合)と言うか、要するに、その「あいだ」でしか新たな「問い」は生まれないということか。



▼時間を作って精読(読み込み)したい。

高崎山@大分にお出かけ

▼連休初日。山のような仕事は残っているが、連休初日くらいは休もうと、お出かけ。大分生活3年目にして、未だに高崎山(正式名称は高崎山自然動物園(公式ページ))に行ったことがなかったため、おサルさんに会いにお出かけ。

 日本有数の天然サルのメッカらしい。

 高崎山(近辺)には、現在約1300頭のサルが生息しているらしい。施設が餌付けをしているものの(「サル寄せ場」で餌やりが行われている)、それ以上の管理をしていないようで、あくまで「野生」とのこと。実際、日中以外は山に帰ってしまうらしい。

 見物客も餌は禁止。その代わり、餌を配布しているサル寄せ場以外は、囲いもなくサルと間近に接することができる。人間に慣れているだけあって、よほど近くに近寄らない限りは警戒もしないようだ。というわけで、毛づくろい中のお猿を激写(ビデオカメラからの静止画像キャプチャ。意外ときれい?)。

高崎山のおサルさん

▼係員の方の説明によれば、しゃがんで(背中を曲げて)、サルに向き合うと、「喧嘩(けんか)」の合図になるとのこと。試してみたら(ダメだって言われているのに!)、確かに威嚇モードに突入。とりあえず謝ってみたが、しばし、気にかけられてしまったらしい。

▼高崎山からは別府経由で、帰宅。夕刻前には戻ってきたが、軽く夏ばてしてしまったようで、帰ってきてからは仕事もできず。一週間の疲れを癒してみたり(寝ていただけだけど)。

読書メモ(ミニ):拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術

▼『拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術』を読む。妻が教えてくれた本。クラシック愛好家向けの本を手に取ったのは、これがはじめてである(これまでまったくふれたことがなかったが、こういうジャンルの本は少なくないのね…と今さら実感)。
 私は、クラシックはよく聴くし、大分はクラシックコンサートがそこそこ充実しているので、コンサートにも年数回行くようになったが、ただの素人。詳しい訳ではない。しかし、拍手だけは人並み以上という自負があり、妻に言わせれば3人分(弊社比)らしい。

▼それはさておき、本題は拍手のルール。本書全体はクラシック関連の雑学満載で、どれもクラシックについて最低限の知識があれば楽しめるようになっているが、やはり見所は拍手。

 著者によれば拍手は「3元素」に分類されるらしい。曰く、

 (1)音量:大<=>小
 (2)音程(音色):高い<=>低(明<=>暗)
 (3)密度(速度):密<=>疎(速<=>緩) pp.79-80

 おお。言われてみれば、そんな感じがする世界かも。

▼とくに興味深かったのは、関連する「拍手の3比例の法則」。法則の詳細は本書を見ていただくとして、要点は以下の通り。

 法則1:拍手の音量は拍手者の対外的表現意欲に比例する。
 法則2:拍手の音程は拍手者の感動の表面性に比例する。
 法則3:拍手のに密度は拍手者の興奮度に比例する。pp.81-84

 なるほどねー、と言わせる記述である。

▼その他、何となく解った気になったのは、拍手の国民性。

 ドイツは「音楽が解っている、という深い拍手」(p.124)、ウィーンは「外来の音楽に冷たいことで有名」「音楽文化自給自足」の「ヨーロッパの京都」みたいなところとのこと。なるほど。モーツァルトもベートーベンも、シューベルトも…と言われると確かに納得。パリは「クラシック音楽に基本的に無関心」、スイスは「とにかく拍手がのろい」(以上、p.125)、韓国「非常に情熱的で熱い喝采」(p.126)とのこと。

 拍手という行為は結果であって、感情や感動の仕方(作法?)に由来するものと思うが、文化差もあるのかもしれない。私は、これまで海外ではヘルシンキでのクラシックしか経験がないので、今年はそれを倍増させたいところだ(1→2になるだけだけど)。

ThinkPad T42がみまかる

▼3年半ほど愛用してきたThinkPad T42が、ついに寿命に達してしまいつつある。連日、相当な時間を本機とともに過ごしてきたのだが、ハードディスクもそろそろ寿命という挙動を示しつつあり、液晶まわりの動作も挙動不審になってきた。

 最初はハードディスクまわりの不具合だと思って、ハードディスクを交換してみたが、挙動不審は変わらず。すべて解体して、クリーニングもしてみたが、どうやら挙動不審の原因は液晶まわりであるらしい。修理を依頼すれば、修理可能なのかもしれないが、バックライトにも、液晶そのものにも経年変化(劣化)が生じているとすれば、修理額は相当なものになりそうである。

▼というわけで、5年使おうと思っていた私的には不満足ではあるが、買い換えを検討しなければならなさそうな感じである。

 ThinkPadを継続しようか、HPのビジネスモデルに逃げるか、国産の本命、レッツノートに鞍替えするかしばし悩みそう。

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