結果なくして過程を評価することは難しい
▼私の主たる顧客と話をしていて、興味深い事項を発見した。どうやら、顧客の多くは自分の努力の「過程」を評価されたがっており、「結果」に対する評価はさして期待していないらしい。学校的メタファーで喩えるならば、「授業に毎回出席していたんだから」とか、「欠かさずレポートを出していたんだから…」と言った理由で、「自分は高評価されるに値する」と考えているらしい。
▼確かに、言わんとしていることが分かる。しかし、そんなのは仕事という文脈では当たり前のことである。アルバイトも含めて、まっとうな仕事に就こうと思ったら、毎日、定時に出勤することは自慢すべき事柄ではなく、最低限のルールである。また、仕事がどんなルーチン化された単純作業であれ、与えられたノルマをこなすことができなければ、「仕事をしている」とは言えない。
「クリエイティブな仕事に就けば、定時出勤もないし、ルーチン化された単純な仕事はないと思う…」という幻想を抱いている顧客も多いようだが、それは幻想に過ぎない。仮にそのような仕事があるとすれば、恐ろしい程の「成果」を問われるはずだ。どこかの総理のように、「かわいそうなくらい苦労しているんですよ!」などと訴えたところで、何ら意味を持たない。苦労している人はどこにでもおり、苦労を成果(結果)に変換できなければ意味はない。
▼確かに苦労の過程も評価の対象に入れるべきだと思うし、私もそうありたいと思う。しかし、そのためには「人とは違った苦労」をしなければ他者と差別化できない。「人と違った苦労をする」ということが、結果として「成果」「結果」につながるのであって、できて当たり前のことは、「努力」とは言えない。
社会心理学の知見を引くまでもなく、人間誰しも自己評価する際には、自分より「下」を比較の対象としたがるものである。しかし、下と比較しても、おそらく自身の成長はないはずだ。学校的メタファーで喩えるならば、遅刻者も、レポートを出さない人間も、実は「少数派」である。少数派と比較しても仕方ないよね?
▼もちろん、相当な努力をしても評価されていないとすれば、それは大問題である。ワーキングプアの問題しかり、名ばかり管理職もしかり。しかし、繰り返しになるが、遅刻をしないことも、毎回出席することも、社会においては評価の対象にはならないことは肝に銘じておいておきたい。
▼確かに、言わんとしていることが分かる。しかし、そんなのは仕事という文脈では当たり前のことである。アルバイトも含めて、まっとうな仕事に就こうと思ったら、毎日、定時に出勤することは自慢すべき事柄ではなく、最低限のルールである。また、仕事がどんなルーチン化された単純作業であれ、与えられたノルマをこなすことができなければ、「仕事をしている」とは言えない。
「クリエイティブな仕事に就けば、定時出勤もないし、ルーチン化された単純な仕事はないと思う…」という幻想を抱いている顧客も多いようだが、それは幻想に過ぎない。仮にそのような仕事があるとすれば、恐ろしい程の「成果」を問われるはずだ。どこかの総理のように、「かわいそうなくらい苦労しているんですよ!」などと訴えたところで、何ら意味を持たない。苦労している人はどこにでもおり、苦労を成果(結果)に変換できなければ意味はない。
▼確かに苦労の過程も評価の対象に入れるべきだと思うし、私もそうありたいと思う。しかし、そのためには「人とは違った苦労」をしなければ他者と差別化できない。「人と違った苦労をする」ということが、結果として「成果」「結果」につながるのであって、できて当たり前のことは、「努力」とは言えない。
社会心理学の知見を引くまでもなく、人間誰しも自己評価する際には、自分より「下」を比較の対象としたがるものである。しかし、下と比較しても、おそらく自身の成長はないはずだ。学校的メタファーで喩えるならば、遅刻者も、レポートを出さない人間も、実は「少数派」である。少数派と比較しても仕方ないよね?
▼もちろん、相当な努力をしても評価されていないとすれば、それは大問題である。ワーキングプアの問題しかり、名ばかり管理職もしかり。しかし、繰り返しになるが、遅刻をしないことも、毎回出席することも、社会においては評価の対象にはならないことは肝に銘じておいておきたい。
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