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猫は何でも知っている

▼今日はネコちゃんを見かけないな…と思って、所用で外に出かけたら…、なんと、窓際で○、○ちょーの様子を監視中。と思いきや、またしても寝ているだけだった。どうやらこのネコちゃん、居場所があればどこでも良いらしい。恐るべし猫の生態。
窓際のネコちゃん

 そういえば、故・河合隼雄先生が『猫だましい』という本の中で、ネコについて論じていたことを思い返す。

▼猫は哲学界でも著名ではあるが、心理学界においてもメジャーな生き物である。心理学において最も有名な猫ちゃんは、おそらくブレイクモアとクーパーの研究(実験)であろう。


 この実験では生後間もない猫を、「縦縞」もしくは「横縞」で囲まれた飼育小屋の中で1ヶ月ほど育てる。縦縞や横縞の飼育小屋をを想像できない人は、内装がすべてバーコードのような横向きないしは、それを90度傾けた部屋を思い浮かべれば良い。

 そうするとどうなるか?

 かわいそうなことに、仮に白猫として生まれても、縦縞で育てられた猫は縦縞のシマウマ模様に。横縞で育てられた猫は、横縞になってしまうのです!

 なんてことはでんじろう先生でも不可能だわな。

▼ブレイクモアとクーパーの研究によれば、縦縞の世界で育てられた猫ちゃんは、横縞が認識できず、横縞で育てられた猫ちゃんは、縦縞が認識(知覚)できないという結果になるらしい。

 本研究で重要なのは、育てられた環境によって、知覚レベルでも「世界が全く違って見える」という可能性である。これは、私が見る「赤」と、あなたにとっての「赤」が同じである保障がないのと同じことである(完璧な「客観」なるものは存在しない!)。

 一体、この猫ちゃんにとって世界はどのように映っているのだろう?どうやったら、本職場における、顧客の満足度とパフォーマンスを高めることができるのか?思わず、問いかけてみたり。

 教えて猫ちゃん!

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