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研究を行う学生に必要なスキルトレーニング(『大学力』)

▼お仕事的な単純なメモで恐縮だが、『大学力』にあった「研究を行う学生に必要なスキルトレーニング」というのが気になったので書き留めておく。

 イギリスのResearch CouncilとAHRBの基準らしいのだが、日本育英会には、こんな基準のようなものはなかったような気がする(もしかしたらあったのかもしれないが、少なくても私の記憶にはない)。
Research Council と AHRB(the Arts and Humanities Research Board)は、そこから基金を得ている博士課程の学生に対し、どのようなスキルを伸ばすべきかの指針を、声明として公開している。その目的は、博士課程の学生が有するべき研究スキルや研究経験に対し一般的な見解を述べることにあり、さらに、大学に対し、学生が研究に関する最良のスタンダードを確実に達成するためのメッセージを与えることにある。以下、項目名と具体例の一部をまとめておきたい。

1. 研究スキル-課題の内容を認識・確認する能力や仮説を組み立てて実験する能力を有すること
2. 研究環境-当該の研究が国内外でどのレベルで行われているかを理解していること
3. 研究管理-研究の最終目的や中間地点などに関し、適切な研究計画が立てられ、実行できること
4. 個人資質の様態-研究態度が独創的、革新的であること
5. 意思伝達スキル-研究の経過報告書や学位請求文章等に関し、明晰で目的にかなう文書が書けること
6. 人脈ネット・協同作業-当該機関内外の広い範囲で、指導教員、同僚とともに良好な研究関係を維持できること
7. 経歴管理-履歴書、面接等を通して、自分のスキル・経験や貢献できる内容についてアピールできること(p.59)(太字は引用者)
 研究に関する言及のみならず、「人脈ネット・協同作業」(訳が固いが、要するに社会的なつながりと、コラボレーションスキルということか)や、「経歴管理」などもリストの中に含まれているところに、日本との違いを感じてしまった。

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