クレーの絵本
▼掃除をしていたら、『クレーの絵本』を発掘する。第一次お部屋の装飾計画(仮)では意識していなかったが、クレーの絵もいいかな。
ある種の「絵」の中に、何かがひそんでいるのは確かにそうだと思うのだが、それが「何」なのかを言い表すことができないのが悔しいところだ。言葉でなぞることは出来ないのに、クレーの絵は私たちから具体的な言葉を引き出す力をもっている。若いころから私は彼の絵にうながされて詩を書いてきた。ちょうどモーツァルトの音楽にうながされてそうしてきたように。「詩」は言葉のうちにあるよりもっと明瞭に、ある種の音楽、ある種の絵のうちにひそんでいる。そう私たちに感じさせるものはいったい何か、それは解くことの出来ない謎だ。
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