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ケータイ進化論

▼移動中、小檜山先生の新刊『ケータイ進化論』を読む。読み物として純粋に面白い。携帯関連の類書は少なくないが、どれも特色があって、「定番の一冊」を決められないのが職業的にはつらいところである(もっとも、これは良いことだと思うが)。
 私自身が、最初にメディア&コミュニーケーションに興味を持つきっかけとなったのは、学部の授業で紹介されていた(参考文献に挙げられていた)、『メディアとしての電話』だった。世の中的には、ちょうどPHSがスタートし始めた頃で、携帯電話よりもポケベルやPHSの方が、若者的にはメジャーだった頃の話である。
 ちょうど固定電話から携帯電話への移行期だったからこそ目が向いたのだとは思うが、身近な存在である「電話」というものを、こうやって考察(対象化)することができるのねぇ、と当時、かなりココロを動かされた記憶がある。

 それから、あれよあれよと世の中は変わっていって、携帯電話が普及し、携帯電話上の各種サービスが浸透し、ケータイが当たり前のようになってしまった。な~んて、古臭いことを言いたくなるくらい、この手のテクノロジーの動きは著しい。

 あまりに日常化しつつあるからこそ、また流れが速いからこそ、「流されず」に、きちんと現象を捉えていきたいところである。というわけで、久々に文献を整理してみた。先も書いたように類書は多いが、私的に印象に残っているのは以下かなぁ。
 今度のネタで、今はなきアステルのPHSとか、NTT Personal のPHSだとか、ポケットベルの残骸などを披露してみようかな、と思ってみたり。

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