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占いその2

▼血液型占いのことを書いたら、珍しく反響のメールをいただいた(ブログでコメントもできるはずだが、重要なことはメールや問い合わせ窓口経由がほとんどらしい)。

 どうやら<科学者>たるものは、血液型占いそれ自体に対して批判的態度を取らなければならないらしい。うーむ。確かにそうだとは思うのだが、私は、正直、血液型占いが当たるか当たらないかとかには、あまり関心がないのである。
人についての思い込み
 それ以前に、たかだか4種類しかない分類が「占い」として通用すること自体が、私的には謎である。4種類しかないのに、「当たる」も「当たらない」もないでしょう(注:確かに組み合わせ的には、4×4の「相性占い」は人間の認知能力の範囲内ではある。星占いのように12×12になると、それなりの知識が必要になるしな)。

 あるいは、そもそもをたどれば、占いというものを信じたり、信じなかったりする人間という存在そのものが謎だし、それが日常的に取りあげられる社会的な状況や、「相手の血液型が何であるか」を求める人間関係というものが謎である。歴史的、人類学な「占い」の意味も、奥深いので、知る価値はありそうだし。
(ついでに言えば血液型占いを「信じる」のと、サンタクロースの存在を「信じる」という時の「信じる」の働きも、私にとってはかなりの不思議である)

▼繰り返しになるようだが、別段、私は血液型占いを擁護しているわけではないし、それ自体に批判をしているわけでもないのである。ただ単純に謎なだけだ。
もちろん、この手のステレオタイプ(注:物事に対する思い込みのこと)が強固に働く時の危険性は重々承知している。話が飛躍するようだが、第二次世界大戦においてユダヤ人がなにゆえに迫害されることになったかを思い返せば良い(たとえば、B型の人は不器用だから排除…ということになったら大変なことになる?)。

 マーケティング用語的にいえば、いわゆるディ・マーケティング(積極的プロモーションの逆。それを流行らせないための手だてのこと)が血液型占いには必要とされているわけで、短期的には血液型以外の話の<ネタ>(ツール、あるいは媒体)が欲しいな、と思う。血液型占い信奉者(?)にいかに「声」を届けるかが重要なんだろうな。

 このあたりの分かりやすく、参考になりそうな本は…  他にも多数あるような気がする(Webサイトにもあるのかな?)。

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