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中空構造

▼所用で、小学校へお出かけ。長時間に渡る聞き取りに参与させていただく。

 小学生くらいだと「キャラクター」の存在が授業のメリハリを付けるのに重要な意味を持つらしい…とか(一瞬、香山リカ・バンダイキャラクター研究所(2001)『87%の日本人がキャラクターを好きな理由―なぜ現代人はキャラクターなしで生きられないのだろう?』のことを思いだしてしまった。ホントにそうなのか?)、興味深いお話を伺う。

▼帰りしな、真っ暗な校庭で、思いっきりダッシュしたくなってしまった自分にマイナス2000点弱(年齢を考えろって)。一瞬「校庭の中心で愛を叫ぶ」というフレーズが思い浮かんだが(最近、「中心」論が気になっているらしい)、どちらかというと「グラウンドの中央で風の歌を聴け」の方が、私にはピンとくるような気がする。

 夜の校庭(学校)でみみをすますっていう経験も、なかなか楽しいかもしれない。

▼みみをすますっていえば、やっぱり谷川俊太郎。
ひとつのおとに
ひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに
もうひとつのこえに
みみをふさぐことに
ならないように
                     谷川俊太郎「みみをすます」の一節
 というわけで、かなりの偶然ではあるが、最近疑問に思っていた問題が何だったのか少し分かってきたので、まずは『中空構造日本の深層』を読み直すことにする。  初版が1982年(村上春樹の『風の歌を聴け』はその10年前)。

 たぶん結局の所、私は中心が「空」であるというモデルが好きなんだろう。

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