基本的アカデミック能力
▼ちょっとした雑談で、「大学で何を学ぶ(べき)か」という、大変にベタな話題になる。私自身は、大学というのはさまざまな考え方や捉え方(いわゆる複眼的思考だとか批判的思考もその一つである)、あるいは物事の多様性、はたまた自主的・自発的に行動を起こすこと(の重要性)を学ぶ所だと思っているのだが、やはり人によって捉え方は違うらしい。
確かに、「社会で役立つような専門的知識を学ぶ場」でもあるし、「(生きていく上で求められる)コミュニケーションスキルや処世術を学ぶ場」でもある。どれが正しいというわけではなく、これもまた多様性の一つなのだろう。
▼私は、たぶん自分が行きたかった大学の一つがICUだったせいか(+大学時代影響を受けた友人がICU出身だったせいか)、おそらく自身の価値観はICU流の教育にも影響を受けている可能性が高い(私が基本的には、リベラルアーツ志向なのはそのせいでもあると思われる)。
ICU流の「リベラル・アーツ」の価値観からしてみれば(『ICU<リベラル・アーツ>のすべて』を参照)、大学で学ぶべき事柄(ICUで言うところの「アカデミック能力」)は、「専門学問の知識探求を可能にし、世界の一市民としての責任を担うことができる能力」(p.11)と捉えることができるらしい。
「一般論」を切り口として、自分がこれまで何を学んできて、これから何を学びたいのか、たまに自らを振り返り、未来を思い描くのも悪くないかも。
▼ついでにamazon.co.jpで調べてみたら、
学長自ら、いわゆる入試対策本を監修するとは、さすが外資系というか、インターナショナルな大学だけのことはある。知る人ぞ知る世界かもしれないが、ICUの入試問題は他の一般的な大学と比べると変わっていて、それが10年前(それ以上前か?)の私には魅力的だったのだった。
大学の入学試験制度にせよ、企業の入社試験(例:『ビル・ゲイツの面接試験』)にせよ、「入り口」に注目してみるのも、重要な観点なのかもしれない。ちなみに『ICU<リベラル・アーツ>のすべて』にも入試についての情報あり。
確かに、「社会で役立つような専門的知識を学ぶ場」でもあるし、「(生きていく上で求められる)コミュニケーションスキルや処世術を学ぶ場」でもある。どれが正しいというわけではなく、これもまた多様性の一つなのだろう。
▼私は、たぶん自分が行きたかった大学の一つがICUだったせいか(+大学時代影響を受けた友人がICU出身だったせいか)、おそらく自身の価値観はICU流の教育にも影響を受けている可能性が高い(私が基本的には、リベラルアーツ志向なのはそのせいでもあると思われる)。
ICU流の「リベラル・アーツ」の価値観からしてみれば(『ICU<リベラル・アーツ>のすべて』を参照)、大学で学ぶべき事柄(ICUで言うところの「アカデミック能力」)は、「専門学問の知識探求を可能にし、世界の一市民としての責任を担うことができる能力」(p.11)と捉えることができるらしい。
- 絹川 正吉 (2003). ICU<リベラル・アーツ>のすべて シリーズ教養教育改革ドキュメント. 東信堂
- 1. 客観的思考能力
- 2. 批判的分析思考能力
- 3. 主体的問題設定、問題提起へ向けての思考能力
- 4. 問題解決への思考能力
- 5. 主体的問題設定、問題提起へ向けての思考能力
客観的思考能力私流に言い換えるならば、クールかつ共感的に他者の声を「聴く」能力と、批判的・複眼的に捉える能力であり、必要に応じて他者に自らの仮説を提示する能力であり、その際に必要な自己表現力ということになるかな。
いかなる分野を専攻するにしても、自分が興味をもったテーマ、知識探求をしようとする分野の事柄を、まず、客観的、かつ、正確に読んだり、聴いたりして理解できる能力が必要である。授業で与えられた課題、またそれについて他者が記述したものの要点や趣旨、作者の仮説、定義などを主観を交えないで理解する能力である(p.12)。
批判的分析思考能力
批判的思考(Critical Thinking)という言葉は、広義に解釈されて、考える能力一般を漠然と指す場合もあるが、ここでは、聞き手、話し手の表現したい内容を客観的に理解した上で、その主張の論理性や扱われている例証や情報が妥当な検証となっているか、問題提起と結論において首尾一貫した論理性がみられるか、論理に飛躍はないか、人を納得させるだけの証拠を提供しているかなど、常に批判的に分析する能力を意味する(p.13)。
主体的問題設定、問題提起へ向けての思考能力
単に、他者を批判することだけに終わることなく、問題やテーマを主体的に設定し、それに関する主張を他者にどのように問題提起していくかが問われることになる。(略)言い換えれば、自分の創造力、想像力を最大限に活用して、独自の問題を設定、定期し、それが将来、知的発展の可能性があるかを推論、予測する能力が必要となる(p.14)。
問題解決への思考能力
問題提起を行った後にも、知識探求の過程で、必ずしも計画したようにうまくことが運ぶとは限らない。何か不都合な問題に直面したときにどうするか、どのような解決方法を探るかなど、「問題解決への思考能力」を発揮しなければならない場面は多くある。(略)仮説はあくまで仮説なので、さらなる情報を発見したとき、潔く仮説修正を行うか、間違った仮説は最初から立て直すことが必要となる(p.15)。
論理構築のための思考力と自己表現へ向けての思考能力
「客観的思考」、「批判的分析思考」、「主体的問題設定、問題提起へ向けての思考」、「問題解決への思考」などの思考過程を経て、自分の頭の中で積み重ねてきたアイディアを論理的かつ効果的に他者に発信し、納得させ、評価を受けなければならない。そのためには、言語を媒体として他者に伝えて初めて可能になる(p.16)。
「一般論」を切り口として、自分がこれまで何を学んできて、これから何を学びたいのか、たまに自らを振り返り、未来を思い描くのも悪くないかも。
▼ついでにamazon.co.jpで調べてみたら、
- 古藤 晃・絹川 正吉 (編)(2003). ICU その入試のすべて. 研究社
学長自ら、いわゆる入試対策本を監修するとは、さすが外資系というか、インターナショナルな大学だけのことはある。知る人ぞ知る世界かもしれないが、ICUの入試問題は他の一般的な大学と比べると変わっていて、それが10年前(それ以上前か?)の私には魅力的だったのだった。大学の入学試験制度にせよ、企業の入社試験(例:『ビル・ゲイツの面接試験』)にせよ、「入り口」に注目してみるのも、重要な観点なのかもしれない。ちなみに『ICU<リベラル・アーツ>のすべて』にも入試についての情報あり。
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