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読書メモ(断片):内側から見た富士山

富士通と富士山
 昨日、都内に出た後に適当に書店をブラウズ。

 最近、何かと話題の『内側から見た富士』が、『内側から見た富士』に見えてしまったのは、『ビル・ゲイツの面接試験―富士をどう動かしますか? 』を読んだ効果か、単なる蜃気楼か。
 それとも、もしや富士山噴火の前兆か(そんなわけないって)。

 いわゆる「成果主義」に対する批判本は、最近、ちらほらと出始めているようだが(『虚妄の成果主義―日本型年功制復活のススメ』とか)、多くはちょっと(かなり)扇動的に過ぎるかな…という気がしないでもない。

 成果主義を流行的に導入しようとしている人たちも、あるいはそれを批判しようとしている人たちも、評価制度の見直しという一つの試みを「主義」として捉えている点で、同じようなタコツボにはまっている印象を受ける。
(そもそも、なぜ「年功」に対して「成果主義」なのか分からないような)

 私は、どうも「主義」という言葉が苦手で、いわば「主義嫌い主義」である(意味不明)。これもきっと共産主義とか、社会主義などを想起してしまうからなのかな…。さらに言えば「宣言」という言葉も苦手傾向あり。せいぜい許せて森高千里の「非実力派宣言」とか(懐かしい!)、そんなもんだろう。
 # 今考えてみれば、あの頃はバブル経済の崩壊寸前だったのか。

富士山の動かし方
 ちなみに、『ビル・ゲイツの面接試験』で紹介されていた面接試験問題の一つ「富士山を動かすのに、どれだけ時間がかかるでしょう」は、いわゆる推定問題らしい。類題に「世界中にピアノの調律師は何人いるでしょう。」「アメリカにガソリン・スタンドは何軒あるでしょう」などがある模様。

 もちろん、実際の富士山の体積や、調律師の数や、スタンドの数を知っている必要はまったくなく、推測を積み重ねさせるという問題である。

 たとえば「アメリカにガソリン・スタンドは何軒あるでしょう」という問いなら、車の数、ガソリン・スタンドの営業時間、一回あたりの給油時間、地域格差などを加味しながら、おおよその数を出す力が求められているとのことだ。

 富士山の場合も同様で、結論としてはトラック150億台分の土石から富士山は出来ているらしい(考え方については、本書に詳しい説明あり)

▼この手のパズル問題で、適切に人が評価できるとも思えないが(『ビル・ゲイツの面接試験』で紹介されていたのは、あくまで入社時の選抜試験)、入社時の評価方法にしても、あるいはその後の継続的な評価方法にせよ、単なる「主義」ではないbetterな方法を考えなくちゃならないのだろうな。

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