今月の本
▼今月は、敢えて3冊に絞り込むとしたら以下の3冊…かな。
『組織行動の考え方』は、組織論の一分野「組織行動」(組織の中での人間のふるまい)のテキストではあるが、金井先生流のまとめのせいか、読み手の力づけに優れているような気がする。
これまでやや端折られることが多かった評価の問題にも詳しく、モチベーションと「夢理論」など、独自の考え方の紹介もあって参考になる。
『演技と演出』は、口語体(です、ます)で読みやすいが、演出とはいかなるものか、演技とは何なのかを考えさせられる。
演技や演出に関しては、私も、縁あって社会学的な理論を知識としては持っていたし(ゴッフマンが最も有名か。手に入れやすい入門書は、『ゴフマン世界の再構成か』)、あるいは山崎正和氏に代表されるような劇作家でもあり、かつ批評家でもあるような人の本の本を読んだことがあったが(彼の場合はジンメルに依っている部分が多い。たとえば、『社交する人間』)、これらの論と、平田オリザ氏の本を併せて読むと理論と実践(私の場合は、ワークショップ的なものへの転用)をうまく融合させられそうな気もする。
三冊共に共通するのは「考え方」が、丁寧に描かれている点であろう。
来月は、新刊もかなり多いようだから楽しみな月である。
- ブレンダン・ウィルソン(著), 山本 史郎 (翻訳)(2004).
自分で考えてみる哲学.東京大学出版会
- 金井寿宏・高橋潔(2004). 組織行動の考え方 . 東洋経済新報社
- 平田オリザ(2004). 演技と演出. 講談社
『組織行動の考え方』は、組織論の一分野「組織行動」(組織の中での人間のふるまい)のテキストではあるが、金井先生流のまとめのせいか、読み手の力づけに優れているような気がする。
これまでやや端折られることが多かった評価の問題にも詳しく、モチベーションと「夢理論」など、独自の考え方の紹介もあって参考になる。
『演技と演出』は、口語体(です、ます)で読みやすいが、演出とはいかなるものか、演技とは何なのかを考えさせられる。
演技や演出に関しては、私も、縁あって社会学的な理論を知識としては持っていたし(ゴッフマンが最も有名か。手に入れやすい入門書は、『ゴフマン世界の再構成か』)、あるいは山崎正和氏に代表されるような劇作家でもあり、かつ批評家でもあるような人の本の本を読んだことがあったが(彼の場合はジンメルに依っている部分が多い。たとえば、『社交する人間』)、これらの論と、平田オリザ氏の本を併せて読むと理論と実践(私の場合は、ワークショップ的なものへの転用)をうまく融合させられそうな気もする。
三冊共に共通するのは「考え方」が、丁寧に描かれている点であろう。
来月は、新刊もかなり多いようだから楽しみな月である。
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