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読書メモ:メンタリング、コーチング、カウンセリング

▼なんだか似たような概念がたくさんあるので、その語源だとか定義を探っていたのだが、実は既に購入してあった本に(しかもオススメとか言って人に勧めていた本に)、参考になることが載っていた。
 肝心なことを読み飛ばしていたか、意識していなかったようだ。
 (相変わらずトホホである)。
 本書の第4章「キャリア・カウンセラーを組織変革に活かす」に示されていた、「メンタリング」「コーチング」「カウンセリング」の共通点をざっとまとめてみると、次の3点にまとめられる。
(キャリアの文脈なので適時読み替えていただけるとありがたいです)。
  • 社員が職業生活を通して自己実現できる方向を目指すことの援助を、活動の究極目標としていること。
  • 言語的コミュニケーションと基礎的援助技法(傾聴)が有効なこと
  • 社員こそ「行動の主体である」という価値観に立ち、援助の過程では社員の感情面や認知面、意思的な面に注意を払う。
 逆に3つの差異と、それぞれの立場(コーチング、メンタリング、カウンセリングを行う主体)に求められる知識は次のような点にまとめられる。
  • コーチング
    (要点)社員の仕事上のパフォーマンスを改善すること
    (必要となる知識)組織に特有な職務遂行のための能力や技術
  • メンタリング
    (要点)社員が自分(が所属する)組織の目指す方法に向かえるように援助すること
    (必要となる知識)それぞれの組織の風土や体制、企業目標や理念、職場の人的環境など
  • カウンセリング
    (要点)社員自身が自己洞察を深め、より建設的な方向で自分の問題の解決に向けて新たな行動がとれるようになること
    (必要な知識)「個人の行動的・情緒的側面、パーソナリティ、問題可決や意思決定能力、葛藤や不安などについての知識と高度な援助能力」(孫引き:Bovard et al.. 1999)。
 概念がごちゃごちゃしていたので、少しすっきりした気分である。
 原著にあたってから改めてメモを書きます。

▼やっぱり私は、コーチングでもメンタリングでもなく、「カウンセリング」的なものに惹かれるのかもしれない。にしても、本書はよくまとまっていることに改めて気づかされる。以上、pp.93-95の編集でした。

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