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読書メモ:経営戦略の論理

▼E先生にお勧めいただいた伊丹敬之先生の『経営戦略の論理』(第三版)を読む。戦略を「論理」と捉える視座といい、市場や組織内、また市場と組織を結ぶインタフェースという観点といい、相当、勉強になりそうな本だ。
 今まであまり戦略論には縁がなかったのだが、今年は、オススメもあって(いつもながらありがとう)『戦略サファリ』とか、『競争戦略論』などと出会えたのが良かった。どれも参考になる本ばかりだった。
  • 青島 矢一・加藤 俊彦(2003). 競争戦略論.東洋経済新報社
 心理学系の人間にとっては(注:私の自己規定文の一つ)、「戦略」という概念にいまいち馴染めないのだが、戦略を「自分自身の長期的な基本設計図」とか、「理想自己と、そこに至るまでの変革のシナリオ」と捉えると、おおよそどのような分野にも汎用が効く概念になりそうな気がする。

 ちなみに、上記の定義は『経営戦略の論理』による「戦略」の2つの定義を応用したもの。正確には次の通り。
  • 「市場の中の組織としての活動の長期的な基本設計図」(伊丹本の定義その1。強調は引用者)
  • 「企業や事業の将来のあるべき姿と、そこに至るまでの変革のシナリオ」(伊丹本の定義その2。強調は引用者)
 私は、おそらくこれまでの人生、ほとんど「戦略的」に生きていないのだが(自己規定文その2)、一説には、それ自体が暗に「戦略」だという説もあって、いったい何が戦略で、何が戦略ではないのかよく分からない気もする(もしかしたら戦略っていうのも、自己規定文の一つなのかな)。

 プランニングとか、シナリオとか、デザインとか、ストーリーとか、その辺りの概念を考えると、少し見えてくるものもあるのかもしれない。

▼その他、いろいろ思うところがあるのだが、書いていたら、あっと言うまに5000字近いレポート(?)になってしまったので、また後日。

 にしても、『経営戦略の論理』は事例のはさみ方が大変うまい(経営系の本全般に言えるかもしれない)。これは是非とも見習いたいところである。

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