« 読書メモ:臨床社会学のすすめ  | トップページ | 読書メモ:心理臨床への手びき »

読書メモ:思考力育成への方略

▼オリジナルは2003年9月に書かれたものです。

▼私は「他人に厳しく、自分に甘い」人である。ほんとは逆といいたいところだが、まあ、みんなそんなもんだろう(勝手な一般化)。こういう人間は、ときどき意図的に「星一徹モード」(by巨人の星)を自分の中に起動させ、自己修練を図らないと、甘さが増してしまう危険がある。

 たとえば、何かしらのテクノロジーを駆使して、大リーグ養成ギブスのような認知的道具(正確には非認知的道具)を、自分に向けて開発するのも良かろう。もちろん、目指すは大リーグではなく、自己批判力である。

 もっともこの場合、「ギブス開発の情熱を別な方向に向けた方が生産的だよ」という反論もあり得るので、再考も必要かもしれない。

▼てっとり早いのは、セルフちゃぶ台返しである。ちゃぶ台をひっくり返せば、少なくても状況の変化は実感できよう。最近は、さぬきうどんだってセルフなんだから、ちゃぶ台返しだって「ひとりでもできるもん♪」と思いたいが、我が家にはそもそもちゃぶ台が存在しないので却下。

▼仕方がないので(なんて書くと失礼だが)、認知的星一徹こと、クリティカルシンキング本を読み直してみた。やはりこういう時は、元祖『OL進化論』(最近、20巻も出たし)を…と思ったが、『クリティカル進化論』で。

 ついでに、書棚を整理していたらずっと前買った本にあった「批判的読解のためのチェックリスト」が目に入ったのでメモをしておく。
(a)語の用法は明確であるか
1 重要な語は定義されているか
2 用語の意味は一貫しているか
3 早まった一般化をしていないか(その語の及ぶ範囲が限定されているか)
4 比喩や類推は適切か
5 語の感化的用法(色づけ)はないか

(b)証拠となる資料・事例は十分に整っているか
6 証拠となる資料や事例は十分か
7 その事象を代表する典型例か
8 隠された資料や証拠はないか
9 反論の材料となるような、反対の立場からの資料や証拠は考えられないか
10 不適切な資料や証拠はないか

(c)論の進め方は正しいか
11 証拠のない主張・結論はないか
12 隠された仮定・前提(理由・原因・条件)はないか
13 誤った(または悪用された)理由づけはないか
 自分の論文はおおよそ意図的に無味なのだが、もうちょっと比喩を使ってもいいのかもしれない。例:君はバラ。ぼくはウナギだ。

▼星一徹はさておき、もうちょっと吟味しよう。

« 読書メモ:臨床社会学のすすめ  | トップページ | 読書メモ:心理臨床への手びき »

読書メモ(断片)」カテゴリの記事

読書メモ(過去分)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503693/17387399

この記事へのトラックバック一覧です: 読書メモ:思考力育成への方略:

« 読書メモ:臨床社会学のすすめ  | トップページ | 読書メモ:心理臨床への手びき »

ad


2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
無料ブログはココログ